アウトバス トリートメント

洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントって役割が全然違う?

「インバスもアウトバスも両方やってるけど、意味あるのかな」

そう思いながらなんとなく続けている方、けっこういます。

逆に「どっちかだけでいいんじゃないの」と片方をやめてしまった方もいる。

どちらの気持ちもわかるんですが、この2つ実は役割がまったく別で、片方で代用できるものじゃないんですよね。

ただ「両方やれば良くなる」という話でもなくて、それぞれに担当している仕事があるので、今日はその話を解説してみます。

 

洗い流すトリートメントの仕事

インバストリートメント、いわゆる洗い流すタイプは「補修」が主な仕事です。

シャンプーで汚れを落とした後、開いた状態のキューティクルに成分を届けて内部を補修する。

お湯で流すことで余分な成分は落ちて、髪の中に定着した分だけが残る。

この「濡れた髪に使って流す」という工程が大事で、成分が浸透しやすい状態のうちに補修を済ませておくのがインバスの役割です。

乾いた髪に使っても成分が入りにくいし、流さずに使うものではない。

お風呂の中で完結させることに意味があります。

 

洗い流さないトリートメントの仕事

アウトバストリートメント、洗い流さないタイプは「保護」と「質感調整」が仕事です。

タオルドライ後の髪は、内部の補修は済んでいるけどキューティクルがまだ不安定な状態。

ドライヤーの熱や乾燥から守りながら、仕上がりの質感を整えるのがアウトバスの役割です。

インバスで補修した状態を「封じ込める」イメージに近い。

だから順番は必ずインバスが先で、アウトバスが後。

この順番が逆になったり、アウトバスだけで補修まで賄おうとすると、どちらも中途半端になってしまいます。

 

両方やってるのに重くなるの原因

「インバスもアウトバスも使っているのにベタついたり重くなる」という場合、たいていはアウトバスの量が多すぎるか、インバスがしっかり流せていないかのどちらかです。

アウトバスは「保護」が目的なので、量が多いほど良いわけじゃない。

特にオイルタイプは少量で十分なことが多く、多めに使うと翌朝ペタンとしたり重さが出やすくなります。

インバスも、流し残しがあると表面にコーティングが残ってしまって、翌日のドライヤー後にベタつく原因になる。

しっかり流すことで初めて内部に定着した分だけが活きてくる。

 

選ぶ基準は「役割が明確かどうか」

インバスを選ぶときは、補修成分がしっかり入っていて、かつ普段どおりのすすぎで流せるものが使いやすいです。

流しにくいトリートメントは毎日続けるのが難しくなるし、流し残しがちになるとかえって髪や頭皮の状態が崩れやすくなる。

最近いいなと思っているのがmanaリペアトリートメントで、トステアや活性ケラチンをはじめとした補修成分が髪の表層から深層まで届く処方になっています。

それでいてしっかりすすげばベタつかない。

補修力と使い勝手のバランスが取れているのが気に入っているポイントです。

アウトバスは、軽さと保護力が両立しているかどうかを見るようにしています。

重すぎると毎日使い続けにくくなるし、軽すぎると熱から守りきれないんですが、アルトオイルはメドウフォーム-δ-ラクトンという植物由来の成分がドライヤーの熱に反応して吸着する設計になっていて、熱を使うほど髪がまとまっていく方向に働きます。

濃密な成分なのにベタつかない仕上がりなので、毎日のアウトバスとして続けやすいです。

 

2つを正しく使うと朝が変わる

インバスで補修、アウトバスで保護。

この役割分担が噛み合うと、翌朝の髪の状態が変わってきます。

ドライヤーで乾かしただけで手触りが落ち着いていて、朝のスタイリングに時間をかけなくていい状態になってくる。

どちらか片方を頑張るより、2つの役割をそれぞれに担わせる。そのシンプルな使い分けが、毎日の髪の仕上がりを底上げしていきます。

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