本記事は、ヘアケアしたいけど何からすればいいの?という方のために書いた記事です。
この記事を監修した美容師さん
大阪の西梅田で活躍されてる美容師の安田祐貴(ヤスダ ユウキ)さん
縮毛矯正を武器に『髪にコンプレックスをお持ちの女性』のお悩み解決を専門に日々活動をさせて頂いております。
自然乾燥は髪が傷む元凶です
ヘアケアにおいて重要なことは、傷ませる環境を作らないことです。
自然乾燥した時は傷ませる環境を作ってしまうことになるので、そこにオイルを塗ってもあまり意味がないです。
ですので、解決策は「ドライヤーで乾かす」が結論です!
自然乾燥で起こる3つの悪化事項
自然乾燥がダメなんてことはずっと言われているけどなぜダメなのか?
ということを考えると、大きく3つ挙げられるので解説していきます!
自然乾燥で起こる事
- ダメージを負いやすくなる
- 髪が広がる
- 菌が増える
ダメージを負いやすくなる
自然乾燥でダメージを負いやすくなるってどういうこと?と思う方もいるかもしれませんが、キューティクルが開いたまま乾いてしまうことがポイントです。
髪の毛はキューティクルという壁で守られているのですが、その壁が壊されている状態ですので普段の生活でダメージを受けやすいということです。
寝てる時には摩擦ダメージもありますし、紫外線ダメージ、アイロンなどの物理的ダメージなど色々な場面でダイレクトにダメージを受けてしまうので注意です。
ダメージが深刻化すれば枝毛にも繋がりますし、毛先に白い玉のようなものができているケースも見たこともあります。
「少しダメージするだけでしょ?」とお思いの方は要注意です。
髪が広がる
自然乾燥は髪の水分バランスを崩して髪が広がってしまいます。
髪の毛を立体的に見たときに水分を吸いやすい場所と弾く場所がありますが、まばらに乾いてしまいます。
その結果水分を含む部分が膨らみ、歪みが出た状態で乾きます。
キューティクルも開いた状態なので、毛先が重なると広がりが出てしまうわけです。
広がりの原因は、癖と乾燥が大部分を占めるので水分バランスが重要になる観点から自然乾燥は解決するポイントにはならないです。
菌が増える
菌が増えるのは頭皮の話にはなりますが、次生えてくる髪の毛が健康な状態ではなくなる観点から入れさせて頂きました。
頭に限らずですが、臭いの原因にもなるのは常在菌などに水分が加わり、暖かい温度に晒されていると菌は繁殖します。
風通りが悪いとさらに深刻化しますので注意です。
頭皮の場合はここに乾燥という事例も出てくるのでフケや痒みなどの頭皮トラブルに発展します。
ドライヤーの使い方3step
上記でも根元〜毛先の順番で乾かしてくださいねとお伝えしましたが、体系的に乾かす順番の解説をしていきます。
とにかく乾かすという段階では、自然乾燥よりはダメージしないという感じです。
綺麗に乾かすという段階に入るとその日のスタイリングにも関わりますし、より髪の毛を健康に維持できるようになります。
乾かす順番はこちらです▼
乾かし方3step
- 根元を起こす
- 毛先はキューティクルに沿うように
- 冷風で仕上げる
少しずつ慣れていけるように説明しますね!
1.根元を起こす
初めは根元を起こすというところです。
根元を起こすポイントはこちら
根元の起こし方
- 一方方向ではなく色んな方向角度から乾かす
- 地肌を擦りながら風を当てる
- 上から風で押さえつけない
髪の毛の性質として根元の動きに対して毛先の動きが逆に動くような性質があります。
上記のポイントを押さえておくと、自然な立ち上がりがつけれるようになりますのでトップは高さが出て毛先はまとまりが良いというようなヘアスタイルが出来やすいです!
ちなみに根元の乾かし方を気をつけると分け目も変えやすくなります。
注意ポイント
あくまで根元の乾かし方なので、毛先は違う乾かし方を行いましょう
2.毛先はキューティクルに沿うように
次は毛先の乾かし方です。
根元の乾かし方が70%ぐらい大事になってきますので毛先は根元よりも簡単です。
キューティクルの流れに沿うように乾かすのですが、要は斜めに風を当てるば大丈夫です!
毛先のまとまりも出て艶が感じられると思います。
逆に根元と同じように下から上に風を当ててたりするとキューティクルの流れに逆らうことになりますので仕上がりはバサバサになります。
広がったり毛先の引っかかりが発生し思っていた仕上がりにはならないので、ドライヤーで乾かしても微妙だなと感じることがあるかもしれません。
3.冷風で仕上げる
最後は毛先を中心に冷風を当ててください。
髪の毛は暖かい時に形を変えやすく、冷やすことで固定に入ります。
温風で乾かしたところを冷風で固定してあげることで、毛先のまとまりを固定することが可能になります。
トップの方に当ててあげると、アホ毛も抑えやすくなりますのでフワフワと浮いてくる髪を抑える時には使ってあげると良いでしょう。
冷風を当てるのは90点の仕上がりを100点に持っていくための事なので、あくまで上記の1.2が出来てこそ効果を発揮するのですが、やっておいた方がいいでしょう。
ドライヤーで乾かして脱自然乾燥
自然乾燥は髪や頭皮に対して良いことは1つも無いのでお風呂上がりはすぐドライヤーで乾かすのをオススメします!
とにかく根元〜毛先の順で乾かしましょう!
ダメージになる原因を潰しておくとそもそも綺麗な髪でいれる期間が長くなります。
まずは70点を占める根元の乾かし方を取り入れてください!
そしたら毛先の乾かし方で艶を出します。
最後に冷風で整えて終了ですので、そこからアイロンやコテでスタイルを作っても1日の持ちが長くなります。
注意ポイント
自然乾燥が習慣になっていると、良いドライヤーも使いこなせなかったり完全に乾かすのも行わない方もいる為乾かす習慣がある方のみオススメしてます
ダイソンやリファやパナソニックなどありますが、オススメするのはホリスティックキュアマグネットドライヤーです。
プロの現場でよく使われていますし、軽くて風量、熱量がある使いやすいドライヤーとなっております。
詳しい説明はこちら▼
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あくまでドライヤーを変えるのは乾かす習慣があると効果を発揮しますので、毎日乾かせるようになったら使って時短してみてください!