縮毛矯正って、毎回全体にかけてもらってますか?
根元だけじゃなくて毛先まで。
「念のため全部やっておきたい」という気持ち、なんとなくわかります。
前回より仕上がりが良くなるかもしれないし、一度でキレイに整えたいし。
でも実はこれ、続けるほど髪にとって逆効果になっていくことがあるんです。
縮毛矯正で一度真っ直ぐになった髪はもう戻らない

まず知っておいてほしいのが、縮毛矯正をかけた部分の髪は、基本的にそのまま真っ直ぐな状態を保ち続けます。
薬剤と熱によって髪内部の結合が組み替えられているので、一度かかった箇所のくせが自然に復活することはほぼありません。
つまり、前回かけた毛先の部分は今も「すでに矯正済み」の状態です。
なのに毎回そこへ薬剤を重ねると、どうなるか。
何度も重ねると髪のタンパク質が変わっていく
髪はタンパク質でできています。
縮毛矯正の薬剤はそのタンパク質に働きかけて結合を変えるものなので、同じ場所に繰り返し使うと、タンパク質が少しずつ変性していきます。
わかりやすく言うと、生卵を火にかけると固ゆで卵になりますよね。
あれと似ていて、一度変性したタンパク質はもとには戻らない。
最初は柔らかく仕上がっていた毛先が、回数を重ねるごとにだんだん硬くなって、パサつきやゴワつきが出てくる。
指通りが悪くなって、なんとなく元気のない毛先になっていく。
「縮毛矯正をかけるほど髪が傷む」と言われるのは、こういうことが積み重なっているからです。
毛先まで毎回かける必要は本来ない
縮毛矯正のリタッチは基本的に、新しく伸びてきた根元の新生毛に対してかけるもの。
すでに矯正済みの毛先に繰り返し薬剤をのせることには、仕上がりを上げる効果はほとんどなく、むしろ蓄積されたダメージだけが残っていきます。
担当の美容師さんと「どこまでかけるか」を毎回確認しておくことが、毛先の状態を守ることに直接つながります。
すでに硬くなってしまった毛先には
とはいえ、すでに繰り返しかけてきた毛先が硬くなっている、という方もいると思います。
そういう方に最近いいなと思っているのがアルトミストです。

ミスト系のアウトバストリートメントで、ヒドロキシエチルウレアという成分が髪へ柔らかさと保湿を与えてくれます。
またエルカラクトンという植物由来の成分がうねりやねじれを補正しながらまとまりを出してくれる。
オイルやクリームと違って手に直接触れないので使い勝手がよく、硬くなった毛先に柔らかさが戻ってくる感覚が出やすいアイテムです。
縮毛矯正で繰り返しダメージが蓄積した毛先には、補修より保湿と柔軟性という視点でケアを考えてみてください。
まずは「どこにかけるか」を見直すところから

縮毛矯正は正しく使えば、朝の時間をかなり楽にしてくれるメニューです。
ただ毎回毛先まで重ねることが習慣になっているなら、一度立ち止まって考えてみる価値はあると思います。
かける範囲を見直すだけで、数年後の毛先の状態がだいぶ変わってきます。
【くせ毛や髪の毛に悩む女性を一人でも減らしたい】との思いから数多くのセミナーや研究会に参加。そこで得た知識や経験を活かし独自のヘアケア理論を確立し、数多くの髪に悩む女性のお悩みを解決します。
