「縮毛矯正したんですけど、アイロンってもう使わない方がいいですか?」
サロンでわりとよく聞かれる質問です。
矯正したのにアイロンを使うのは意味がないとか、傷むからやめた方がいいとか、そういう話を聞いてきた方も多いと思います。
結論から言うと、使っても大丈夫です。
ただ使い方によっては髪が少しずつダメージを受けていくので、そこだけ知っておいてほしいんです。
縮毛矯正後にアイロンを使う人って実は多い

矯正をかけている方でも、前髪だけ毎朝アイロンで整えたいとか、毛先のカールを少し入れたいとか、そういう理由でアイロンを使い続けている方はけっこういます。
矯正はあくまでくせやうねりを落ち着かせる施術なので、スタイリングとしてのアイロンをするのは、全く問題ありません。
問題は「毎日、高温で、ぐっと引っ張りながら」という使い方です。
髪が硬くなる、切れる、その原因
日々のアイロン使用で起きやすいのが、髪の硬化と切れ毛です。
高温のアイロンを毎日同じ箇所に当て続けると、髪のたんぱく質が変性して硬くなっていきます。
触ったときにゴワっとした感触になってきたり、細い毛が途中でぷつっと切れていたりする場合、アイロンの熱が原因であることが多いです。
またアイロンで髪を強く引っ張りながら滑らせると、キューティクルが剥がれやすくなります。
矯正後の髪はもともと施術によるダメージを受けているので、そこにさらに毎日の熱と摩擦が加わると、傷みが蓄積するスピードが早くなります。
温度と使い方、これだけ意識してほしい
アイロンを使うこと自体は問題ないので、温度と使い方だけ見直してみてください。
目安の温度は150度前後です。
細い髪や猫っ毛の方はもう少し低めでも十分スタイリングできます。
高温にすれば早くきれいになるというわけでもなくて、適切な温度でゆっくり滑らせる方が髪への負担は少ないです。
あとアイロンで髪を引っ張りすぎないこと。
テンションをかけすぎると、その瞬間はピンとなりますが、キューティクルへの摩擦が大きくなります。
軽く沿わせるように動かすだけで十分です。
アイロン前のひと手間で変わること

最近サロンでも勧めているのが、アイロン前にミストタイプのトリートメントをつけておく方法です。
アルトミストは熱を加える前に髪につけておくと、アイロンの熱から髪を守りながら保湿もしてくれます。
毎日アイロンを使う方は特に、髪が硬くなってきたと感じる前に取り入れてみてください。
ドライヤー前につけるだけなので手間もほとんどないですし、朝の寝癖直しにも使えるので一本あると便利です。
まとめ
縮毛矯正後のアイロン使用は問題ありません。
ただ高温・強いテンション・毎日という組み合わせが続くと、髪の硬化や切れ毛につながりやすくなります。
150度前後の温度で、引っ張りすぎず、アイロン前に保湿を挟む。
それだけで矯正の持ちも、日々の髪の状態もずいぶん変わってきます。
道具の使い方より、日々の小さな積み重ねの方が髪には効いてきます。
【くせ毛や髪の毛に悩む女性を一人でも減らしたい】との思いから数多くのセミナーや研究会に参加。そこで得た知識や経験を活かし独自のヘアケア理論を確立し、数多くの髪に悩む女性のお悩みを解決します。
