縮毛矯正をかけた後、ホームケアを何か変えなきゃと思ったことはありますか?
「矯正後に傷みやすいと聞いたから、いいシャンプーにしたい」
「補修系のトリートメントをしっかりつけた方がいいのかな」
そう考えて、ケアを見直す方は多いです。
ただサロンで毎日矯正毛のお客様と接していて、気になることがあって。
一生懸命ケアしているはずなのに、「なんか最近重い」「乾かなくなってきた」という声をよく聞くんです。
使っているものが悪いわけではなく、方向性がちょっとズレていることが多い。
今日はそのズレについて、お話しさせてください。
矯正後に髪が重くなるのは、ケアのせいじゃないことが多い

縮毛矯正をかけた後、「なんか重い」「ペタッとなった」という感想を持つ方がいます。
これホームケアの選び方のせいだと思われがちなのですが、実際は施術の段階で決まっていることがほとんどです。
根元への薬剤の当たり方、アイロン操作のときに頭の丸みを意識できているか。
そういったところが仕上がりの根幹にあります。
ホームケアで後から調整できる幅は、思っているより狭い。
まずそこを知っておいてほしいのです。
ホームケアで本当に差が出る部分
とはいえ、ホームケアが関係ないわけではないです。
矯正後の髪は、キューティクルが整った状態で仕上がっています。
その状態をどれだけ長く保てるかに、ホームケアは効いてきます。
ここで多くの方がやってしまいがちなのが、「補修系を重ねること」です。
ダメージが心配だから、いいトリートメントをしっかりつける。
その気持ちはよくわかります。
でも油分の多い補修系を重ねていくと、せっかく整ったキューティクルの上に膜が蓄積していきます。
最初は手触りが良くなったように感じる。
でも使い続けると重くなってきて、乾きにくくなってくる。
それが「矯正の持ちが悪くなった」という感覚に繋がっていくことがあります。
見るべきは「軽さ」と「蓄積しにくさ」
矯正後のホームケアで意識してほしいのは、補修の強さよりも軽さです。
使い続けても蓄積しにくい。
乾きが早い。
翌朝の寝癖がつきにくい。
そういう方向のケアが、矯正毛には向いています。
コーティングで覆うのではなく、髪の土台を内側から整えていくタイプのシャンプーとトリートメントを選ぶと、矯正の質感が長持ちしやすくなります。
手順も大事

もうひとつ、意外と見落とされているのが順番です。
アウトバスのトリートメントをつける前に、保湿系のミストを中間から毛先に馴染ませてからオイルを重ねる。
この順番にするだけで、オイルの効きが変わります。
水分を入れてから油分で蓋をする、という考え方です。
何を使うかを変える前に、今の手順を少し見直してみる価値はあると思いますよ。
もう少し詳しく知りたい方へ
縮毛矯正後のホームケアや、ベタつきにくい補修系シャンプーの選び方について、YouTubeでも話しています。
成分の話や実際にサロンで使って感じた変化なども含めて話しているので、よかったら見てみてください。
動画バージョンはこちら♪ぜひ一度ご覧ください↓
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【くせ毛や髪の毛に悩む女性を一人でも減らしたい】との思いから数多くのセミナーや研究会に参加。そこで得た知識や経験を活かし独自のヘアケア理論を確立し、数多くの髪に悩む女性のお悩みを解決します。