「縮毛矯正って、やっぱり髪が傷むんですか?」
初めて縮毛矯正を考えている方からも、以前かけて傷んだ経験がある方からも、よくいただく質問です。
たしかに縮毛矯正は、カットやトリートメントと比べれば髪への負担が大きい施術ですが、縮毛矯正をしたからと言ってめちゃくちゃ傷むわけではないんですよ。
では、縮毛矯正はなんで傷むと言われるのか?
僕なりの考え方をお伝えさせていただきますね。
縮毛矯正で傷む原因
① 薬剤が髪に対して強すぎる

縮毛矯正では、まず薬剤を使って髪の内部に働きかけ、くせを伸ばしやすい状態にしていきます。
このとき大切なのが、その人の髪に対してどのくらいの強さの薬剤を使うのかです。
例えば、
・カラーを繰り返している髪
・毛先に縮毛矯正の履歴が残っている髪
・細くてダメージを受けやすい髪
こういった髪に必要以上に強い薬剤を使ったり、長く反応させすぎたりすると、当然負担も大きくなります。
逆に薬剤を弱くしすぎれば、今度はくせが十分に伸びないこともあります。
だからこそ、縮毛矯正は「強い薬を使えばきれいに伸びる」という単純な施術ではないんですよね。
② アイロンによる熱ダメージ
もうひとつが、アイロンの熱です。
縮毛矯正では薬剤を流したあと、ストレートアイロンを使って髪を伸ばしていきます。
特に注意が必要なのが、髪に水分が多く残っている状態で高温のアイロンを入れることです。
少し前までは「水抜き」と呼ばれるような、水分をある程度残した状態からアイロンを入れる方法もよく使われていました。
この方法自体が悪いわけではないんですが、水分量やアイロンの温度、プレスの強さなどを細かく判断する必要があるので、美容師側の経験や技術によって仕上がりに差が出やすいんですよね。
やり方を間違えると、髪が硬くなったり、チリチリしたり、ひどい場合には切れ毛につながることもあります。
縮毛矯正でなるべく傷ませないためには?

縮毛矯正は薬剤やアイロンどちらかだけではなくて、バランスが大切です。
今の髪の状態を見て、
・どこまで薬剤を反応させるのか
・どのくらい水分を残すのか
・何度でアイロンを入れるのか
こういったいろんな要素を考えながら施術することで、髪に余計な負担をかけずにくせを伸ばすことが出来るんですよ。
だからこそ、縮毛矯正は美容室の施術の中でも技術差が出やすいメニューのひとつだと僕は思っています。
「縮毛矯正をしたいけど、傷むのが怖い」
という方は価格だけで選ぶのではなく、縮毛矯正を普段から多く担当している美容師さんに相談してみるのがおすすめです。
髪の状態によっては、無理にその日に縮毛矯正をしないという判断も含めて、まずは今の髪でどこまでできるのか相談してみてくださいね。
縮毛矯正をしている方は、お家でのヘアアイロンの使い方で髪の毛の状態が変わるのでこちらの記事も合わせてご覧ください↓
【縮毛矯正後のヘアアイロン】毎日使ったら髪が傷む?美容師が解説

【くせ毛や髪の毛に悩む女性を一人でも減らしたい】との思いから数多くのセミナーや研究会に参加。そこで得た知識や経験を活かし独自のヘアケア理論を確立し、数多くの髪に悩む女性のお悩みを解決します。