せっかく髪を綺麗にしても「日焼けしたから」「海に行ったから」などそこでダメージしたなぁなんて思ったら残念な気持ちになりますよね。
そんなあなたのために紫外線から守る方法をお伝えします。
なお本メディアは艶髪・ヘアケア特化の美容師の方を監修にお招きして執筆しております。
紫外線の影響は見た目や手触りを悪くする
結論紫外線がキッカケで悪影響を及ぼし、髪がパサパサになるのは分かっていることだと思います。
「ゴワゴワ感」や「色がすぐ抜けたり」など手触りや見た目も変化が出やすいためしっかり対策する必要があります。
原因としては紫外線が「直接髪を攻撃するパターン」と「活性酸素と呼ばれる有害物質が髪に入ることでパサつきに繋がるパターン」とあります。
夏場は特に紫外線が強くなるのでパサつきを感じやすいようです。
紫外線と髪の関係とは?
紫外線はキューティクルを貫通して吸収されてしまいます。
その時に酸化(鉄が錆びる現象と同義)されて別の物質に変化してしまいます。
物質が変化してしまうと髪の健康状態が悪くなりパサパサ感が出てしまうというわけです。
タンパク質が変化すると同時に活性酸素と呼ばれる有害物質も髪に入るとダメージの原因になるので紫外線が強いと呼ばれる夏場には対策が必要となるわけです。
空気中の酸素が紫外線に当たることで一部が活性酸素に変化し老化現象の原因を作ってしまうことでそれが髪に付着することでパサつきを促進させてしまうというわけです。
また海水など髪が濡れた状態だと更にダメージは加速してしまうので注意です。
紫外線には「UV-A」と「UV-B」がありそれぞれ特徴が違いますので少し解説します。
UV-A
紫外線の9割はUV-Aと呼ばれるもので、髪や肌に急激なダメージを与える影響は少ないものの蓄積するのでじわじわ影響が出ます。
肌が黒くなるような色素沈着や髪の内部に影響を与えるものはUV-Aです。
日焼け止めで表示される「PA」が指標になります。
UV-B
紫外線の1割はUV-Bなのですが、急激なダメージが強いのですが量は少ないです。
肌が赤くヒリヒリするのはUV-Bの仕業です、髪に関してはキューティクルに影響を与えます。
日焼け止めで表示される「SPF」を見るようにしましょう。
紫外線対策の方法
実際に紫外線対策というと「美容室での施術」と「ホームケア」の2通りあります。
もちろん帽子を被ったりなどもありますが、髪専用のホームケアに変える必要もありますのでそれらをお伝えしていきますね。
美容室での施術
美容室の施術だと紫外線の影響を受けてできた「活性酸素」をなくすようなケアをしてあげるのが大事になってきます。
カラーなどの残留物を取り除くケアをしてくれるサロンであれば同様に効果を得られるトリートメントを揃えている可能性が高いので聞いてみましょう。
それを無視してカラーをし続けるとダメージが加速するので注意です。
活性酸素の除去などしつつトリートメントを続けることで時間をかけてケアする土台作りができます。
ホームケア
自宅でのシャンプートリートメントや洗い流さないトリートメントを変えるのは有効な手です。
毎日行うシャンプーでパサつきを抑えるようなケアは必須です。
紫外線を受けないような対策としてはUVケアのできる洗い流さないトリートメントを使ってあげるのが大事です。
オススメなのは「エルジューダ サントリートメント」です。
オイルもしくはエマルジョンタイプで選べますがお好みで選ぶと良いと思います。
紫外線を受けた後のケアとしては、パサつきを抑えるためにシャンプートリートメントを見直すのも手です。
有効成分として「ラクトン系」が入っていると使えば使うほど髪質が良くなっていきます。
悩みとして多い「ゴワつき」「毛先のパサつき」を改善しやすいので、ラクトン系の入っているものでヘアケアを継続しましょう。
▼オススメのシャンプートリートメント▼
もしくは
▼洗い流さないトリートメント▼
紫外線対策をして毎日快適になろう
紫外線は毎日受けてしまうものですが、夏は特に気を付けておいた方がいいので少しでもケアの習慣を早めにつけておくといいです。
日焼けしたなぁと感じてから以前の状態に戻すためには美容室のケアとホームケアを両立する必要があります。
紫外線からのダメージは意外と根深く時間をかけてケアしないといけないので理解しておきましょう。