そんな経験ありませんか?
ホームケアを疎かにして傷むこともあるかもしれませんが、多少は想定範囲内であり実際は美容室に行った際に原因があるかもしれません。
せっかく綺麗にしたのに持ちが悪かったりしては勿体無いです。
傷む原因を知って少しでも自分のなりたい姿に近づけるようにしましょう。
なお本メディアは艶髪・ヘアケア特化の美容師の方を監修にお招きして執筆しております。
美容院の施術はどのメニューも傷む可能性がある
残念ながら美容院の施術は何をしても傷む可能性はあります。
ですが、全て傷むというわけでもありません。
スタイリストによって傷むやり方を無意識のうちにやっていたりするので、素人目には判断が難しいのです。
傷ませずに施術できる人もいらっしゃるので安心して施術を受けれるように知識をつけていきましょう。
ダメージさせないために美容師選びが重要になる
少し前までは「美容院」で選んでここは良い悪いというのがありましたが、最近は同じ美容院でも人によって施術が変わるのが現代の美容師です。
オンラインで勉強できる環境が手に入ったからこそ人によって差が出てきました。
どこの美容院に行くかよりも誰にお願いするかが重要になってきます。
施術ごとに傷み方が変わる
傷むと言っても施術ごとに傷み方は様々で変わりますが、「キューティクルが損傷して引っかかりが出たり艶が失われてくるもの」もあれば、「髪の弾力がなくなって水を吸いやすい状態になっている」などがあります。
- キューティクルの損傷→カットや薬剤施術
- 毛髪内部の損傷→薬剤施術
今回はカットやカラー、トリートメントなどに合わせて説明していきます。
カットの場合
カットの場合はハサミの入れ方などでキューティクルの傷みが変わります。
同じようにやっていそうですが、細かいテクニックがあることから判断は難しいです。
まっすぐ切っていれば傷みはあまり感じないでしょうが、セニングと言って髪の量を少なくすることで傷んだりまとまりが無くなっていく印象を持っている方もいらっしゃると思います。
例としてはこちらのような▼
直接的にセニングが悪いというわけではなく、表面に出るところをカットしていたり多用しすぎるとパサパサ感が出て断面が傷むことで「まとまりが悪い」や「パサつきを感じる」ということが長く続きます。
カラーパーマの場合
薬剤施術を行った際は薬剤を中に浸透させるためにキューティクルを開けます。
この段階で厳密には傷みが伴います。
そして薬剤の内容によって弾力がなくなっていったりするため差はあれど内部を攻撃していきます。
薬剤施術をするとその後の処理が大事になってきますが、薬剤を髪の毛から出してあげないとご自宅に帰ってからも傷み続けることになってしまいます。
またカラーの中でもブリーチをすると弾力の低下とキューティクルの損傷が激しいため、薬剤知識がある方に施術してもらうことが重要です。
トリートメント
髪質に合わないトリートメントを選んでしまうとコーティングの被膜が強くなってしまうためにべたつきから酸化して結果的に傷むということもあります。
もっとも危ないのは「髪質改善」です。
「髪質改善」は定義が無いため、トリートメントと思っていても薬剤施術と同様のダメージに繋がることも多いです。
以前よりは傷むといった事例は少なくなってきていますがまだまだ起こりうるので気をつけなければなりません。
傷んだ状態とは?
傷んだ状態って自分では感覚としては分かっているけど実際に見たことがある方は少ないと思いますので、写真を見ていきましょう。
段階としては、パサパサ→弾力の低下→ビビりという風に推移していきます。
ビビり毛なんて言い方もされますが、髪が耐えれない状態になると濡れているとテロテロしていて乾かすと毛先がジリジリしてカクカクっとなってしまいます。
弾力が無い状態で部分的にビビり毛になっているのはこのような状態です。
そうなってしまうと基本的には直ることはないですが手触りを良くするなどの方法はあります。
ただリスクがかなりありますので、切ることをオススメしますが担当美容師さんとのご相談をしてみましょう。
正しい知識を持って美容師選びをしましょう
美容師選びを大事にしたいと思いますが、最近はラインなどで簡単にカウンセリングを行なってくれるところも多いのでメッセージのやり取りで相性が合うか確認してみましょう。
誠意を持って接してくれる方であれば色んな対策を提案してくれるはずです。
少しでも髪のトラブルが少なくなるようにちゃんと美容師選びをしてヘアスタイルを楽しみましょう!