スタイリング剤が苦手な女性もいるのではないでしょうか?
スタイリング剤の中でもベタつかないものも増えているので選択肢はたくさんあります。
本記事はスタイリング剤の特徴と使い方を解説していきます。
なお本メディアは艶髪・ヘアケア特化の美容師の方を監修にお招きして執筆しております。
スタイリング剤の使い方とは?
そもそもスタイリング剤を使う時は、
全体に馴染ませるorピンポイントで使う場合の2種類があります。
ポイント
- 手のひらに伸ばす→全体に馴染ませる
- 指先につける→ピンポイントで使う
1.手のひらに伸ばして使う
全体に馴染ませたい時に使うのですが、
- スタイリング剤のムラ付きを防ぎたい時
- 毛先のパサつきが気になる時
スタイリング剤を使うときはこちらのケースがほとんどですが物によって効果や持ちがマチマチなので、後ほど紹介します。
主に使い方として手のひらに伸ばしたら全体に手櫛を通しながら馴染ませますが、毛先をメインにつけて根元付近は少量という風にスタイリングしてあげるとベタつきも少なくスタイリングできます。
毛先は揉み込んだりしてあげる方法もあります。
2.指先につける
ピンポイントに使いたい時なので、
メモ
- トップのアホ毛が気になる
- 前髪だけ調整したい
そんな時に使うことが多いかと思います。
スタイリング剤を少量手に取り親指、人差し指、中指あたりの指先で馴染ませて気になるポイントを撫でたりして使う方法が良さそうです。
少量ずつ付けないと変にベタつく可能性があるので注意です。
スタイリング剤の種類
よく使うであろうスタイリング剤を中心に解説します。
- オイル
- バーム
- ワックス
- ムース
上からスタイリング感がナチュラルになってくるので素髪感が好きな方はオイルから使っていくことをオススメします。
逆にホールド力が強くスタイルキープしたい方はワックスを使うといいかと思います。
それぞれのスタイリング剤で軽め〜しっとりめ / ソフト〜ハードの幅で設計しているところが多いので、自分が求めるヘアスタイルと髪質がマッチしているかを確認しましょう。
オイル
オイルはサラサラ感が強く程よく素髪感出ます。
特にオイルはキューティクルに対して効いてくれるので引っかかりに効果があります。
さらっと仕上げたい方はオイルを使う方も多いので狙っている方も多いと思いますが、ベタつく重めのオイルもあるので髪質に合うか見極めましょう。
サラサラ系→リリミミ、アルトオイルなど
しっとり系→ポリッシュオイルなど
バーム
バームはオイルを固めたような感じなので、手に伸ばすとオイルっぽくなるのですがオイルよりしっとり感が強く出やすいのが特徴です。
毛束感がより出しやすいが、ベタつきが出にくいので最近はバームを使ってスタイリングする方も多くいらっしゃいます。
また手に馴染ませるときに溶かし具合の調整がきくので粘性を軽く残しながらだとアホ毛を拾ってくれる使い方もできます。
ワックス
ワックスは女性だとソフトタイプを使う方も多くいらっしゃると思いますが、よりスタイリングを固めたい時に使うことが多いです。
多少はベタつきが出るので、苦手な方も多くいらっしゃいますがアホ毛を抑えるためにピンポイントで使う方も多い印象です。
巻き髪やパーマヘアに相性がいいので、スタイルキープしたい方はワックスもオススメです。
ムース
ムースは基本パーマスタイルで使う方が多いです。
手に伸ばすと水分感が多くなるので、パーマと相性がいいです。
ムースもソフト〜ハードタイプまで幅広いので、女性はソフトタイプを選ぶといいです。
注意ポイント
ハードタイプだとカチカチに固まるので、男性向きにはなってしまいます。
スタイル別オススメの使い方
スタイリング剤の紹介をしましたが、実際自分にはどれが合うのか分からないと思いますのでスタイル別でオススメの種類を紹介します。
大きく分類すると
- ナチュラル:オイル、バーム
- 動かすスタイル:ワックス
- パーマ:ムース、ワックス
これらになりますので、スタイルと照らし合わせましょう。
ナチュラル
基本的にまとまるスタイルや束間が出るようなスタイルには、オイルやバームが相性が良いです。
ショート〜ボブ:耳にかけるくらいで内巻き1カールや外ハネ程度のスタイリング。
ミディアム〜ボブ:ストレートアイロンで内巻きにするくらい
動かすスタイルでも、少しルーズ目なゆるめなスタイリングで手櫛の滑らかさを重視したい方もオイルやバームがオススメです。
動かすスタイル
動かすスタイルというのは、浮遊感を出したり巻き髪やパーマスタイルも含みます。
浮遊感が欲しい時にキープするためにワックスを使用するので、重力がかかりにくいショートスタイルが使う方が多いです。
巻き髪やパーマなどは、カール感がダレる方(無くなりやすい方)は特にキープするためにワックスを使用すると髪同士が引っ付きあって固定されます。
パーマ
パーマスタイルはムースとの相性がバッチリです。
ムースはパーマスタイルに多く使いますので手に伸ばして揉み込みながらつけてください。
またルーズに崩したい場合などはワックスも無造作感が演出できるのでおすすめです。
NGの使い方
誤った使い方で言うと、スタイリング剤をつけた状態でコテやアイロンを使用するのはNGです!
髪も焼いてしまう上にスタイリング剤の酸化が進むのでダメージの観点からオススメできません。
またアイロンのプレートなどにスタイリング剤が付着して焦げる臭いも出たりするので衛生面としてもNGです。
まとめ:スタイリング剤一覧表
さらっと仕上げたい(ベタつかない) | キープして仕上げたい | パーマヘア | |
ショート | オイルorバーム | ワックス(ソフト〜ミディアム) | ワックスorムース |
ボブ | オイルorバーム | ワックス(ソフト) | バームorムース |
ミディアム〜ロング | オイルorバーム | ワックス(ソフト) | ムース |
上記のように使い方からスタイリング剤の特徴、スタイル別でお伝えしましたが一覧表にしてまとめます。
長さの欄から普段のスタイリングに合うものや質感の好みで参考にして頂けたらと思います。
ベタつきが強いものや弱いものなどありますので、吟味しながら自分に合うものを見つけていきましょう。