ヘアケア技術

【長持ち】美容院のトリートメントの効果は!?持続期間を解説

「美容師さんにトリートメントってどのくらい長持ちしますか?」って聞いたことありませんか?

 

3週間くらいとか言われるけどそこまで長持ちした実感ない。。。
その時だけしか良いとは思わないんだよなぁ。。。

 

このようにトリートメントの感じ方って人それぞれであることが多いのと髪の状態でも長持ちする加減が変わってきます。

 

本記事では、

  • トリートメントを長持ちさせる条件
  • トリートメントの種類

 

など詳しく解説しますね!

 

 

よく聞く3週間〜1ヶ月とは?

先にズバッとお伝えすると

美容師さんがよく言う3週間〜1ヶ月の根拠はなくメーカーさんの説明を用いてお伝えしています。

編集長
正確に言うと、説明書通りの説明になります。

 

そもそもトリートメントというのはシャンプーをするごとに少しずつ効果が薄まっていきます。

編集長
洗うごとにキューティクルが広がり中身が出ていくことになります。

どこで効果が無くなったのかが分かりにくいものになっておりますが、メーカーさんからのお伝えで3週間の目安があるのでそれをお伝えしてる状況が多くあります。

 

美容師目線の実感論

美容師サイドの意見からすると、これまでの施術の履歴やホームケアによって長持ちの度合いは大きく変わります。

短いと3日くらいで効果を感じなくなる方もいれば、1ヶ月半経っても艶は変わらずキープされているもいらっしゃいます。

編集長
前提条件で変わってきます。

 

一般的には1週間程度で効果を感じなくなる方がほとんどではないでしょうか?

それもトリートメントの種類で前後しますのでこれから解説していきます。

 

種類とはどんなもの?

そもそもトリートメントとは1種類ではなく用途に合わせて変わってきます。

ここではよく聞くトリートメントを解説していきますね!

  • 成分除去
  • コーティング
  • 内部補修

 

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私が以前勤めていた美容室でのラインナップになりますが、全国でも同じようなところも多いはずです。

 

成分除去

成分除去とは薬剤施術を行った直後に悪い成分が髪の内部に残らないようにするトリートメントです。

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私が1番重要視しているトリートメントです!

ダメージの原因を排除して今以上に傷まないようにするための処理剤になるので重要なトリートメントです。

 

持続期間というものは無く、その場のみの効果となりますがダメージの進行を抑えることができるので次の美容室までの2ヶ月間の土台作りができます。

編集長
ツヤツヤにするとは違った意味合いですね!

 

コーティング系

美容室では軽めのトリートメントと説明されることが多いです。

時間をかけずに手触りを良くするトリートメントとして活躍しますが、
内部補修力が弱いため長持ちしづらいデメリットもあります。

施術で傷んだ髪を少しでも保護するために使うことが多いです。

多くは2ステップトリートメントなど呼ばれたりしており、2種類のトリートメントを重ねる仕様です。

 

持続力は2週間前後と言われてますが、事前の状態で前後します。

 

内部補修

1番しっかりしたトリートメントとして認知されていて席でカラーのように塗っていく工程があるところが多いです。

シャンプー台でやることも多いですが、先ほどの2ステップトリートメントと比べて工数が多いのが特徴です。

5ステップのような細かい工程ですので効果や長持ちしやすさを実感できます。

 

持続力は3週間〜1ヶ月と言われてますが、こちらも事前の状態や合う合わないで前後します。

 

長持ちさせるための3つの条件

トリートメントを長持ちさせるには色んな条件が必要にはなってくるので大きく3つ挙げさせていただきます。

3つの条件

  1. 髪が整っている状態でトリートメントを行う
  2. ホームケアを充実させる
  3. 薬剤の残留などに気を付ける

 

1.髪が整っている状態でトリートメントを行う

1番重要なポイントであるかなと思うのですが、「整っている状態=直毛」と認識して頂けると良いかなと思います。

髪の内部は水分を吸いやすい場所と弾く場所があり

癖毛の方はバラバラに配置されていて且つキューティクルもザラザラしたような感じです。

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水分バランスが整いづらいのが癖毛です。

 

直毛になると、均等の配置でキューティクルが整っている状態になります。

 

結局どういうこと?
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縮毛矯正を行うと直毛に近づけるので、より楽に綺麗をキープできます!

縮毛矯正後は土台が整った状態にできるのです。

 

とはいえ真っ直ぐだけが正解ではないです。

ヘアスタイルの好みもありますので縮毛矯正でなくても綺麗な髪を維持することは可能で
次に説明するホームケアの充実させる方を意識しましょう!

編集長
癖毛を活かしたスタイリングも好きという方は次のホームケアを気にしてみましょう。

 

2.ホームケアを充実させる

ホームケアの充実というと

「シャンプー」
「トリートメント」
「洗い流さないトリートメント」

に気を付ける必要があります。

 

ただ注意して欲しいのは、「美容室のシャンプー=全部良いシャンプーではない」ということです。

自分の髪が扱いやすくなるシャンプーが前提ですが
しっとりめだとベタつきが出て酸化するようなトラブルがあるので注意です。

 

オススメの成分として
特にラクトン系が入っているシャンプーは補修効果が積み重なるので1ヶ月後の髪が良くなります!

探すのも難しそうですが、目安はつけやすいです!

 

3.薬剤の残留などに気を付ける

ここでは美容室での施術になりますが、薬剤の残留を除去するトリートメントをしておくとダメージの進行を防げるので必要不可欠です。

美容室での取り扱いの有無はありますが、あれば絶対やってもらった方が良いですし

無ければ「しっかり目に流してください」とお願いするのも良いです。

 

薬剤の処理ができているかどうかで髪への影響は大きく変わりますので気をつけるようにしましょう。

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そこでダメージするとホームケアの意味が薄れてしまいます。

 

トリートメントを長持ちさせるために

トリートメントの種類の説明から実際に長持ちさせるためには何をすべきかご紹介させていただきました!

美容室ではトリートメントしていればとりあえず大丈夫でしょう!
って思っていても実際は長持ちしなかったなんてこともあります。

 

必要なことは仕上がりの好みなどお客様毎に変わりますので
どれが自分に合うのかをカウンセリングで決めていけると良いなと思います。

 

編集長
髪を綺麗に保つために最適なケア方法を見つけましょう!

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