ヘアケア技術

縮毛矯正の種類は?話題の酸性ストレートも踏まえて解説

癖毛で困っている方は一度は体験している「縮毛矯正」ですが
最近「〇〇ストレート」とか「〇〇矯正」と呼ばれることも多いです。

 

何が違うのか全く分からない。。。

本記事は、「〇〇ストレート」とか「〇〇矯正」に関してそれって何?と疑問を抱いている方のために解説していきます。

本記事から分かること

  • 縮毛矯正の種類
  • それぞれの特徴

 

本メディアを監修頂いている安田さんのYouTubeにも縮毛矯正について動画が上がっておりましたので併せてご覧ください!

 

結論:全て縮毛矯正です

どんな名前を付けようとも、癖毛が真っ直ぐになっているのであれば縮毛矯正です

編集長
全部一緒なのね!
編集長
ですが、使う薬剤は、それぞれ特徴が違うものを美容師さんごとにチョイスが違います。

 

また、髪質改善という名前だが、トリートメントとして扱っていたり縮毛矯正として扱っているケースもあります。

酸熱トリートメントの中に弱い癖であれば抑えることも可能な薬剤が混ざっていることもあるため
「髪質改善」という名前の時は

・縮毛矯正なのか?
・トリートメントなのか?
・ダメージのリスクはあるか?

これらを確認しておく必要があります。

 

編集長
施術内容はある程度明確にしておくと良さそうです!

 

主に縮毛矯正の可能性が高いため
これから縮毛矯正の種類についてお伝えします!

 

縮毛矯正の種類は薬剤で3つに分けるケースが多い

縮毛矯正の薬剤は3つに分けられています。

  • 酸性
  • アルカリ性
  • 中性

それがどのように違うのかはこれから解説していきますが、大事なこととして

縮毛矯正の100点=薬剤×技術

2つで100点を目指せるようにしますので、薬剤だけでは成立しないということも知っておきましょう。

編集長
結局技術が必要になります。

 

薬剤は〇〇性によって力の発揮しやすさが変わる

薬剤によって

  • 真っ直ぐする
  • 薬が浸透するスピード

が違うのですが、多くの薬剤はアルカリ性で1番効果を発揮します
逆に酸性になるにつれて力を発揮できなくなる仕組みです。

ですが酸性でも反応する薬剤があるので、それらを混ぜながら髪に合った薬剤を作っていくのです。

 

美容師さんって大変なのね。。。
編集長
とはいえカラーも同じことをしてますので、美容師の宿命ですね!

 

酸性矯正の特徴

最近話題となっている酸性縮毛矯正(酸性ストレート)ですが、傷まないと思っている方もいらっしゃいます。

結論酸性でも傷みます。

一回ですごく傷んだと感じることは少ないと感じると思いますが、

安全だと思って定期的に続けていると傷ませてしまう可能性があるので気を付けましょう。

 

メリット:ブリーチ履歴にも使える対応幅の広さ

酸性というものは傷んだ髪にも使えるのが特徴でブリーチ履歴にも使用できるので髪の対応幅が広いです。

今までだとアルカリの縮毛矯正が通常でしたが、
ブリーチする人も増えるとアルカリ性の薬剤では切れ毛などに発展して使用できないという感じでした。

過剰にキューティクルを開かせる力がいらないので
酸性にするとパワーを弱めながら施術できるのです。

 

オシャレさとお悩み改善が両方叶えられるメリットを持っています。

 

デメリット:技術力が必要

使いこなすには技術力が必要で、

・アイロンが上手か
・髪を乾かすのが上手か

など色んな項目によって仕上がりが変わるのです。

イマイチだとボヤッとして広がりを感じる場合もありますので自分の技術に合わない薬剤になってしまうこともあります

 

短期間で習得できるような技術ではないので、数多くの練習を重ねた人でなければ失敗の可能性が出てしまうでしょう。

編集長
上手い美容師さんでないと長持ちしないです。

中性矯正の特徴

中性矯正なんて言わずにアルカリ性か酸性かで言うことが多いですが

アルカリ性の薬剤に酸性の薬剤を混ぜて作るような形が多いです。

 

従来のアルカリ性だと固く仕上がるのが嫌だし、酸性だと髪への浸透が悪いかもという時に使えます。

いいとこ取りができる薬剤でここを使いこなしていると、柔らかいストレートヘアになれそうです。

編集長
これを推している美容師さんも多いです!

 

メリットは柔らかく仕上がり対応幅も広い

酸性のような幅の広さがあります。

中性域だとカラーなどしてないバージン毛に対応可能でダメージ感が多少あっても酸性にチェンジしなくても大丈夫なようになっております。

 

仕上がりも柔らかくダメージ感をあまり感じることがないので個人的にとてもオススメです。

本当に使いやすく非の打ち所がないくらいなので、使いこなすとどの髪質でも対応可能な薬剤になります。

 

デメリットはあまりないです。

これといってデメリットはないですが、薬剤を過信しすぎると傷む可能性はあるので毛髪診断をしっかり行ってもらえると安心かと思います。

なんでも魔法の薬はないので、扱いやすいというだけで失敗しないということはないです。

 

アルカリ矯正の特徴

従来のアルカリ縮毛矯正とします。

皆さんの中では縮毛矯正って真っ直ぐなりすぎるイメージがある方も多いと思います。

その場合「A社の優しい薬≒B社の強い薬」ということもありますので、薬剤の詳しい内容を把握していないと綺麗に伸ばすことが難しくなります。

とはいえ悪いことばかりではないです!

 

メリット:アシスタントの人でも使いやすい

メリットは技術力が特別上手ということでなくても扱いやすい点です。

アルカリだと失敗の恐れは少なく誰でもある程度は真っ直ぐにすることは可能なので70~100点が出しやすい。

 

編集長
もちろん技術も大事ですが、真っ直ぐにするという技術は成立するので大幅に間違えなければ大丈夫でしょう。

 

デメリットはシャキーンとしやすい

これはよく見る方も多いのではないでしょうか?

シャキーンとしたストレートヘアは髪に対して薬剤が強すぎたり真っ直ぐにする力が強すぎると発生してしまうため、髪の状態を見て選ぶ必要があります。

薬剤を大きく間違うとシャキーンとなってしまうため、そこの知識がない美容師さんだと失敗の可能性が出ます。

 

編集長
カウンセリングで現状の髪を正確に読み取るのはどの技術にも必要ですが、よりシビアになります。

 

 

髪に適してる薬剤を選べる美容師さんを見つけましょう

薬剤だけでも成立しないのが美容の技術です。

しっかりカウンセリングを行なって髪に合うものを選んでくれる美容師さん選びが大事ですね。

 

その為にもラインやDMなどでお問い合わせを可能にしてくれる美容師さんも多いので、お悩みを聞いて解決策を出してくれる方を見つけると良さそうです。

 

スケジュールを立ててくれたり、現状の把握ができて納得のいく説明をしてくれる美容師だと良いですね。

 

Instagramで「傷まないですよ!」などデメリットを言わないのは少し怪しいので本音で伝えてくれる方がオススメです。

 

編集長
良い美容師さんだとお悩み解決しながらデザインも楽しめますね!

 

余談ですがアルカリ性こそ柔らかさが出ます

美容師もしている筆者の意見としましては

編集長
アルカリ性〜中性が髪を柔らかく仕上げるポイントかと。

酸性批判ではなのですが、色んな経験を積むうちにアルカリ性が色んな役割をこなしてくれるものだなと実感しております。

 

全国には色んな美容師さんがいるので、髪を綺麗にするために知識と技術を常に高めている方が更に増えると良いなと思います。

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